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Research 2015-2016

研究プロジェクト、成果、他。

  2017年以降の研究については

「英語アクティビティ工房」のサイトで随時お報せしています。  

                     ⇒ サイトを見る

参加者随時募集中
 
Since 2015
英語アクティビティ工房
 
アルタナティブでクリエイティブな英語アクティビティの開発と普及を目指して活動中!

 意味の薄いインプット・アウトプット、機械的な反復練習が中心になりがちな英語授業を変えていくために、もっと心が動く、もっと創造的なアクティビティを、作ってみようとしています。

 理論も見据えながら、でも何よりも「作ってみて、使ってみて、やってみて、ふり返る」ことを大事にしています。参加者は、お互いをインスパイアし、アイディアの相乗効果にワクワクする時間をすごしています。

 

 2015年は、3月8日(日)決起ミーティング「カタルタをヒントに」 / 4月26日(日)第2回「フォニックス」 / 5月24日(日)第3回「文法」 / 6月21日(日)第4回「語彙」 / 7月... 2016年2月まで定期的に活動。2016年度は三野宮の渡米期間はお休み。2017年5月より活動再開。

 参加者がアクティビティについて考えて作って試してみるワークショップへの参加申し込みを受け付けています。

 Facebookに「非公式」(参加者限定)のグループを作っています⇒「アクティビティ工房2015」へ)。興味がある!という方は、ご連絡ください。

研究叢書
授業談話を変えるアクティビティ開発:
教師が手作りする授業

 その授業で行われているのは、意味を軽視した知識抽入と演習なのか、学習者主体の意味交渉なのか...。教室の談話、視線の交わり、身体の共鳴を丁寧に調べることで、そこで起こっている学びの本質に接近することができます。

 本書は、4つのアクティビティ開発事例を紹介し、結果を分析し、教師が省察的に開発を経験する過程で何を学ぶことができるか、考察します。

JALT PanSIG
May 17 15:10~15:40 Rm.405
 
Visual plus verbal: improvisational, collaborative storytelling for creativity
 研究発表を行いました。すてきなオーディエンスに恵まれ、笑いに包まれた発表になりました。データ収集協力者にも感謝!いずれ発表内容は文章にまとめて公表する予定です。待っててください!
JALT PanSIG @Kobe City Univ. of Foreign Studies
5月17日(日)15:10~15:40

 即興的に絵と言葉でストーリーを創る英語アクティビティの発表です。このアクティビティを体験してくれた人たちは一様に「おもしろい」「楽しい」を連発してくれました。
タイトルと要旨は下記のとおりです。発表言語は英語です。

⇒Conference HP 

 

【TITLE】
Visual plus verbal: improvisational, collaborative storytelling for creativity
(Keywords: storytelling, creativity, collaboration, Applied Improv)

 

【ABSTRACT】
This presentation introduces creative storytelling activities that integrate several improvisational games and techniques, both visual and verbal. The activities’ underlying structures help the participants spontaneously create and elaborate their characters, collaboratively make meanings, and utilize the three-fold narrative structure: a stable beginning, a tilt, and a re-established stability. The activities may be used at various levels with adjustments. To understand the reciprocal contributions between visual and verbal, and between structure and creativity, the videotaped interaction processes, as well as the produced drawings and story, are presented (with the participants’ permission) and analyzed.

 
関西英語教育学会KELES
ワークショップ
創造的コミュニケーションを支える
  語彙・文法学習のための
「めっちゃ楽しい!」アクティビティ紹介
終了しました。参加者の皆さま、事務局の方々、ありがとうございました。

 6月14日(日)10:00~11:25、神戸学院大ポートアイランドキャンパスにてワークショップを開催させていただきました。 ⇒ Conference HP 

 「アクティビティ工房2015」メンバーのうち5人(三野宮・長谷川・山根・大濵・土井)で発表しました。休日の朝にもかかわらず足を運んでくださった40名強の参加者の方々と「めっちゃ楽しい!」時間を過ごすことができました(内輪ウケではなく、皆さんに楽しんでいただけるアクティビティだと確認できて喜んでいます)。

 発表の内容は、そのうち文章にして発表させていただく予定です。また、多くの方にアクティビティを体験していただきたいので、WS第2弾を開催できたらいいなぁと思っています。その際は、ぜひご参加ください!

 

アブストラクト

 本発表の目的は、以下に述べる3つの特徴を備えた自作アクティビティのいくつかを紹介することである。より長期的には、本発表をきっかけに多くの教育者・研究者たちとビジョンを共有し、暗記と再生に偏りがちな英語授業からの脱却を共に模索してゆくことを目指したい。

 紹介するアクティビティに共通する特徴の1つめは、「聞く・読む・話す・書くなどの活動において語彙や文法を学習できること」である。語彙や文法は、技能と組み合わせて、使いながら練習しなければ、コミュニケーションを支える知識にはなり得ない。本発表では、学習者が楽しみながら参加しているうちに語彙や文法を自然に使うようなアクティビティを紹介する。

 特徴の2つめは、「即興的・協働的な意味交渉が起こりやすくなるように構造を設計することによって創造的言語使用を刺激すること」である。生徒が各自で準備したことを発表するような予定調和的な表現活動ばかりでは、その場で相手と意味を創っていく真正なコミュニケーションを行う力は育たない。本発表では、話すことを事前に準備できにくくする条件と全員を意味交渉にまきこむ構造を備えたアクティビティを紹介し、その結果どのような創造的言語使用が起こりやすくなるかを検証する。

 最後の特徴は、「思考・身体・感情を統合的に使いながら学習者が英語話者へと変容していく過程に働きかけること」である。まるで思考・身体・感情は分離可能であるかのように錯覚し、思考だけに働きかけようとする英語教育には、はじめから無理がある。生きた言葉を発したり聞いたりするときは、身体が反応し、心が動く。そのような体験をしながら英語を学習するためのアクティビティを提案したい。 

 上述のようなアクティビティは、主に即興演劇(インプロ)の手法を応用して、発表者たちが開発し使用して、効果を確認したものである。応用インプロは、日本でも企業研修や他領域の教育では注目を集めているが、実は言葉の教育との相性が非常によい。紹介する予定のアクティビティは、学習者のニーズや目的に合わせて調整すれば、小中高大の授業で幅広い使い方が可能である。また、教師にも学習者にも、演劇経験や特別な才能は全く要求されない。英語授業を劇的に豊かに変革する(と発表者たちは信じている)ための、いくつかの原則と、いくつかのアクティビティを、ぜひ自分の頭と体と心で体験し確かめてもらいたい。

British Association of Applied Linguistics
September 3-5
 
Improvisational, collaborative space for creativity: innovative storytelling games
⇒Conference HP 

 

 イギリスの学会で発表させていただきます。この研究大会のテーマが、もうドキドキするんです・・・"Breaking Theories"。だから他の発表を聞かせていただくのも楽しみにしています。私の発表では、インプロとカタルタの原則を英語学習に応用したストーリー・テリング・ゲームを紹介します。

 

(KWs: creativity, storytelling games, improvisation, collaboration)

【ABSTRACT】
  “Communicative competence” is being redefined in the 21st century. Acquisition of knowledge and skills is necessary but not sufficient to transform learners to successful participants in both local and global multilingual speech communities. In authentic communication, people with different backgrounds, viewpoints, and desires constantly negotiate meanings; they creatively adjust and adapt language in communication process. Contrary, current EFL game designs tend to limit the learner activity to reproduction of the pre-determined meanings (i.e. answers).

   This session introduces easy-to-use games inspired by improvisational drama techniques and Kataruta card games. The functions of the game structures are categorized into three: first, some scaffold collaborative storytelling; second, some bend the storytelling conventions in order to gently shake learners out of their comfort zone; finally, others make coherency of story near-impossible to achieve so that they provide learners of non-threatening challenge and raise linguistic awareness.

(The rest is omitted.)

WORKSHOP2015  Improvisation: Let's Create Together
Joelle Sarrailh
 終了しました。参加者・協力者のみなさまに感謝!

5月29日(金) 18:00~ / 19:30~ @神戸市外国語大学

 モントリオール出身のJoelle Sarrailhさんが、インプロをしながら半年かけて世界を旅している途中、神戸に来てくれました。ワークショップでは、インプロ・マッスルを鍛えました。そして、英語教育への応用方法を考えました。

 

WORKSHOP2015
English Education x Creativity
宮本万里
 終了しました。参加者・協力者のみなさまに感謝!

6月4日(木)・5日(金)、18:00~ / 19:30~ @神戸市外国語大学

<研究者等招へい事業>

 NY在住の女優・宮本万里さんをお招きして、ワークショップを開催しました。即興演劇の手法を応用して、新しい英語教育の可能性を探究しました。

 

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