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 Research ( 2010 - 2014 )

 

〇1月29日(木) カタルタ開発者の福元和人さんを招へいしました

「語りの即興性・創造性・協働性で遊ぶ:カタルタ開発者によるワークショップ

 ⇒ 詳細 (スケジュールと内容)

 ⇒ 福元さんのカタルタHP

 

のべ65名の参加。参加者の方のコメントを一部紹介します。

 

WS1 ~ いろいろなカタルタ (主に学生用)

・初めてカタルタを体験しましたが、まず初めに、ゲームとしてとても楽しむことができました。そして、おっしゃっていたように、自分が普段使わないような単語を使うことによって、普段は出てこない発想や言葉が自分から馳せられているのを感じました。自己紹介のときは、それが自分自身のことを客観的に見えているような感じがして新鮮でした。予想外の接続詞や副詞を使うことによって、本心を語れるようでした。また、ストーリーを作るときは、どうにかして話をつなげようとしてとても頭を使いました。創造力を豊かにするとともに、他の人と一緒に協力しながら話を作っていくことで色んな発想や言葉に触れられるいい機会であると感じました。

 

WS2 ~ 英語でカタルタ(主に学生用)

・続けるのが無理な状況下でも喋らざるを得ない状況でもあるので、無理やりにでも考えてします。そうすると意外と新しい発想や、的を[射]た意見・答えが湧いてくる?と思いました。使い方にバリエーションが豊富で良かった。

・英語が苦手な私でも他の人の話し方を真似ることで話すことができた。普段使わない単語に触れられたのでよかったと思う。英語の使い方・話し方を考える助けになると感じた。英語のカタルタは日本語のものと違って、そもそも意味が掴みきれていないものもあったので、難易度が桁違いなのだと思う。

  

Drama x English ワークショップ

カタルタ Workshop

偶発的・即興的に生起する学びの探究--明日の教育をパフォームする実験的発表

日本教育心理学会第56回総会@神戸国際会議場 

 

11月7日(金)藤原由香里・岡本恵太・宮元博章・長谷川和代・今井裕之・大島秀子(敬省略)と共に実験的シンポジウムを行いました。映画上映、ミニ・ワークショップ、事例発表など。

 

 ⇒ 予稿集論文原稿    ⇒ シンポで発表した実験的ビデオ「パフォーム・ザ・読書会」  ⇒ 脚本

 

 

Drama x English ワークショップ

10月25日(土)~26日(日)宮本万里さん(NY在住の女優・インストラクター)をファシリテータに迎えて、WSを開催しました。

 

25日 インプロ1 ・ インプロ2 ・ ふりかえり

26日 マイズナーテクニック ・ 台本を使ったレッスン

 

WS3 ~ 即興性に重きを置いたカタルタ in Jpn. & Engl. (主に学生用)

・カードの接続詞を使って、物語を作っていくことで、言葉をどのように使っていくか、ふり返るきっかけになりました。後がどのようになるか予想不可能で、事前に準備できない中で物語を作っていくことは難しかったです。しかし、その分だけ自分の頭を使い、自分の持っている言葉の引き出しをたくさん開けて、言葉を探していく機会となりました。ゲームとして、あえて嘘の話をすることで、言葉が限定されず、想像の幅が広がり、おもしろく、かつ話やすくなることを学びました。

・日本語だと突飛な接続詞が出てもある程度は対応できるが、英語だと難しいなと感じた。普段は論理的な会話を心がけているので、カタルタ[を使ったいくつかのゲーム]のような非論理的な会話を創り出すアクティビティは非常に難しいと感じた。ただ、creativeに物事を考えられるようになるためには、そういったことも必要なのかなと思った。

 

WS4 ~ おむにばす(主に一般の方に向けて)

・像増力が新たな想像力を作り出すゲームだと感じました。楽しみながら学べるツールなので、初対面どうし、友人どうしなどあらゆる人たちと打ち[解]けられると思った。

・ワークショップの最後で「創造/想像力の欠如」ということばが印象にのこりました。毎日同じ仕事をしていると、これから自分にどんな可能性があるのかイメージできない時があります。今回カルタではありますが、自分なりに物語をつくることができたのは自分自身でおどろきました。コミュニケーションがおもしろいと感じました。

・(英語教師のかた)生徒どうしがつながるための環境づくりに大きな役割を果たしてくれるツールであると感じました。言語活動や論理的思考力がますます大切にされている今日、その奥にある人とつながれる力を養う教育を形にしていく上で活用法を考えたいと思います。

〇教材・アクティビティの開発と研究 

学習者の了承を得て撮影のうえ

画質処理を施し掲載しています

開発教材を使ったレッスン風景

 - 単語かるた (三野宮, 2011)

開発教材を使ったレッスン風景

- 読解ボード (三野宮, 2011)

兵庫県加東市の朝日

関心を持っていること

● コミュニケーションの授業、授業のコミュニケーション(相互行為)

● 教師の成長、特に経験学習として

● 教材開発、開発する過程で明らかになること

● 即興的・創造的な学び

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