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なぜ研究するのか

私の場合、それは、身のまわりの世界と関係を結びなおすため

ちなみに、論文は研究の成果物であって、研究そのものではない、と頑なに信じている。

いつも第一に教育者でいたい。そして、よい教育者になるためにも研究をしようと思う。                   

こうかな?と思ったことを整理するため、他者に伝えてフィードバックをもらうため、発表もしていきたい。

でも、「論文屋」にはならないよう、気をつけたいなぁ。

 

リサーチとはRE (ふたたび、繰り返し) SEARCH (探求する) 営み

今まで誰も考えつかなかったことを大発見するのではなく、

あたりまえだと思っていた前提を取り払い、慣れ親しんだ景色を別の角度から眺めてみる。

その「ずらし」がもたらす新鮮さに素直に驚き感動し、

そんなふうに世界を見つめることができるようになった自分を祝福する。

新たな地平に立って、過去の自分を眺めてみるため。研究することは、成長すること

 

それと、もう一つ、大事なこと。インタビューやオブザべーションなどによる質的研究では、データをとるということは、研究協力者から教えてもらうということ。

長いあいだ教師でいると「教え癖」がつきやすい。私にとって、質的研究は、「教えてください」という謙虚な姿勢に立ちかえり、見ること聞くこと全てに心を開くための科学的方法

主な研究成果

論文・雑誌掲載記事など

(最近の分は近いうちに更新します...)

2021, シナリオを演じる活動において身体化される文脈と発話—ゴフマンの参加枠組みとマルチモーダル分析—, 関西英語教育学会紀要第44号, pp. 1-19, 単著

2021, 英語教材開発プロジェクトの過程において学生は言語活動について何を学んだか, 大東文化大学文学部英米文学科紀要第52号, pp. 43-56, 単著

2021, ゲームの虚構空間におけるL2相互行為:自作カードを用いた事例, 日本教育工学会論文誌第44巻Suppl.号, pp. 61-64, 単著

2020, リフレクションの留意点:学生の経験学習サイクル活用を支援するために, 大東文化大学文学部英米文学科紀要第51号, pp. 23-36, 単著

2020, 実践者と研究者の協働による教材開発場面で活用されるエビデンスやリソース, 東京大学学校教育高度化・効果実証センター研究紀要, 5号, pp. 44-59, 単著

・・・2019東京大学学校教育高度化・効果実証センター若手研究者育成プロジェクト ワーキングペーパー No. 30, 単著 より再掲

2019, 即興、すなわち、意味と表現の共時的創造 —インプロを応用した模擬ワークショップ―, 関西英語教育学会紀要第42号, pp. 47-56, 単著

2018, 即興的発表型と即興的やりとり型のアクティビティ ―問題解決ゲームSOLVERSの開発とコミュニケーション分析―, 関西英語教育学会紀要第41号, pp.21-40, 単著

2018, Relative clauses: Inventors. ◎Sannomiya, H. In Rylance, C & Kevech, A. (Eds.) New Ways in Teaching Grammar, 2nd Ed. TESOL International Association. p. 45.

2016, Visual plus verbal: Improvisational, collaborative storytelling for creativity, In D. Tatsuki (Ed.) Teaching Narrative, Kobe City University of Foreign Studies Journal of Research Institute, vol.54 pp. 51-71, 単著

2016, アクティビティをもっとアクティブに考えよう!, 『TEACHING ENGLISH NOW』vol.32 三省堂, p.8, 単著

2015, パサつかないコミュニケーション活動, 『CHART NETWORK』vol.76 数研出版, pp.5-8, 単著

2015, 定着させるための繰り返し学習, 『TEACHING ENGLISH NOW』特別増刊号vol.2 三省堂, pp.20-21, 単著

2015, 授業談話を変えるアクティビティ開発: 教師が手作りする授業, 『神戸外国語大学研究叢書』 第56号, 編著

2014, 英語教師が英語教師でいるために―職員室の災害対策, 柳瀬陽介・組田幸一郎・奥住桂(編). 『英語教師は楽しい 迷い始めたあなたのための教師の語り』, ひつじ書房, pp.199-203, 単著

2014, インプロゲームを使った異文化理解教育: 高校生対象の講演会の試み, 神戸外大論叢, pp.131-159, 単著

2013, eisakub ‘A’ n -英作文添削ホワイトボードという「場」, Teaching English Now, Vol. 25 三省堂, p.23, 単著

2011, 文章と概念の可動化と思考の可視化,  『平成22年度ベネッセ教員育成研究奨学金論文集』, pp.1-10, 単著

2010, 授業を見つめる視点 ―教員や生徒には授業がどう見えているか―,  『STEP BULLETIN』 (日本英語検定協会研究助成論文集)Vol.22, pp.201-215, 単著

2010, 授業改善努力を支える努力 ―授業研究会を変えた指導主事たちの語りをとおして・上, 『英語教育』2月号, Vol.58, No.12, 大修館, pp.37-39, 単著

2010, 授業改善努力を支える努力 ―授業研究会を変えた指導主事たちの語りをとおして・下, 『英語教育』3月号, Vol.58, No.13, 大修館, pp.65-67, 単著

 

2021, 文部科学省検定済高等学校教科書 COMET Communication Series, 数研出版, 共著

2020, 応用インプロの挑戦, 新曜社, 共訳

2020, 文部科学省検定済中学校教科書 NEW CROWN English Series, 三省堂, 共著

2017, 2018, 文部科学省検定済高等学校教科書 COMET Communica-tion Series 改訂版, 数研出版, 共著

2016, 文部科学省検定済中学校教科書 NEW CROWN English Series 改訂版, 三省堂, 共著

口頭発表など

(最近の分は近いうちに更新します...)

 

2019, To counterbalance training-oriented foreign language education: What do creativity and aesthetic distance look like?, The World Education Research Association, 単独

2019, Evidence and Resource Utilized in Material Development by Practitioners and Researchers, Joint International Seminar Towards the Realization of Sustainable Future, 単独

2019, Simultaneous Creation of Meaning, Expression, and Pleasant Surprise in L2 Interaction, Hawaii International Conference on Education 17th Annual Conference, 単独

2018, Structures and aesthetic distance to inspire creative language experience, International Human Science Research Conference, 単独

2017, アクティビティを「順番に発表して終わり」型から「即興的やりとり」型に変える原則―アクティビティの構造レベルに潜り込む―, 第39回全国英語教育学会島根研究大会, 島根大学松江キャンパス, 代表 

2016, 協働と創造:応用インプロを手掛かりに, 第42回全国英語教育学会埼玉研究大会, 獨協大学, 単独

2015, Improvisati, onal, collaborative space for creativity: innovative storytelling games, British Association of Applied Linguistics, Aston University, 単独

2015, 英語学習アクティビティにまつわる「神話」:創造性・即興性・協働性を鍵として, 第41回全国英語教育学会熊本研究大会, 熊本学園大学, 共同発表・代表

2015, 創造的コミュニケーションを支える語彙・文法学習のための「めっちゃ楽しい」アクティビティ紹介, 関西英語教育学会第20回大会, 神戸学院大学ポートアイランドキャンパス, 共同発表・代表

2015, Visual plus verbal: improvisational, collaborative storyteling for creativity, JALT PanSIG, Kobe City University of Foreign Studies, 単独

2014, 偶発的・即興的に生起する学びの探究--明日の教育をパフォームする実験的発表, 日本教育心理学会第56回総会, 神戸国際会議場, 共同発表

2014, 教室談話を変えるアクティビティ開発 授業理解と教師教育, 第40回全国英語教育学会徳島研究大会, 徳島大学常三島キャンパス, 共同発表・代表

2013, Performing Communication: Invitation to Improv (公募ワークショップ), 関西英語教育学会(第18回)研究大会, 関西国際大学・尼崎キャンパス, 単独 

2012, 指導案作成を『成果』と『成長』の場にするための試み: 助言セッションの談話を手がかりに, 戸市外大英米学会, 単独

2012, ビリーフを指導計画に反映させる試み: 教員志望学生対象アドバイズメント・セッション, 第38回全国英語教育学会愛知研究大会, 愛知学院大学日進キャンパス, 単独

2011, 文章と概念の可動化と思考の可視化, ベネッセ教員研究助成論文発表会, 兵庫教育大学, 単独

2010, 語句や象徴を可動化した教材は経験学習をどう支援するか, 外国語教育メディア学会創立50周年記念関西支部2010年度秋季研究大会, 近畿大学本部キャンパス, 単独

2009, 授業改善努力の重層性 ―年間160人の授業を見た指導主事たちの語りをとおして, 関西英語教育学会第17回セミナー, 神戸市外国語大学ユニティ, 単独

研究助成など

2020-2023科学研究費 基盤研究(C)身体化による発話と文脈の接地:即興劇を応用した英語アクティビティ開発と会話分析(課題番号:20K00780), 単独

2018-2020科学研究費 研究活動スタート支援 審美的距離を利用して創造的談話産出を刺激する即興やりとり活動:即興劇を手掛かりに(課題番号:18H05584/ 19K20793), 単独

2014-2017 科学研究費 基盤研究(C) 予定調和を崩す構造を備えた外国語アクティビティの開発と研究:即興劇の手法を用いて(課題番号:6370630), 単独

2010-2011 平成22年度ベネッセ教員育成研究奨学金, 単独

2009-2010  日本英語検定協会研究助成, 単独

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