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スタジオからのメッセージ

当工房は、「丸暗記と機械的反復だけのL2教育からの脱却」を旗印に、クリエイティブなL2教育実践を目指し、実践的・協働的に教育研究を行っています。いま取り組んでいるプロジェクトには、以下のようなものがあります。

教材・アクティビティ開発

即興劇(インプロ)の原理・手法にヒントを得て、思考・感情・身体を統合的に使う英語アクティビティを体験し、オリジナルの教材やアクティビティを開発する過程で<試作・試用・省察>のサイクルを辿ります。単に発表前の準備時間を短くするだけの「即興」ではなく、単に分かる子が分からない子に教えてあげるだけの「協働」でもなく、単にしゃれた表現をちりばめるだけの「創造」でもない、「即興的・協働的・創造的コミュニケーション」について理解を深めてゆきます。

ワークショップ「L2 task ファシリテーション研究会」の開催

学習者中心のL2アクテビティを実施する際に、どうファシリテートすればよいか悩んでいる人は少なくありません。ファシリテーション技能は一朝一夕に身に付くものではありませんが、参加者どうしで演習して話し合ったり、文献を読んだり、インタラクション分析を試したりしながら、教授場面の複雑な事象を見取る視力・判断力を身に付けていきたいと思っています。

伝統的教授法や市販教具などに物足りなさを感じている方、普段の学習・教育実践でなんとなく乗り越えられない壁を感じている方、インプロに興味のある方、英語教育について普段と違う角度から考えたい方、ご参加お待ちしております。演劇経験や特別な才能は全く必要ありません。インプロの原則の一つに「頑張らない、うまくやろうとしない」があります。Don’t Prepare, just Show Up!! (Madison, P. R.) 気を楽にして、よい時間を一緒にすごしましょう。

2025年度のスタッフ紹介
2025年度のスタジオ企画運営スタッフを紹介します。

・Tさん(現職の英語教諭)

・Kさん(教員志望の大学3年生)

・Hさん(教員志望の大学1年生)

代表・三野宮春子 Haruko SANNOMIYA

 現在は岩手大学准教授、専門分野は英語教育学と第二言語習得論、研究分野はインタラクション分析(会話・談話分析)、教材開発研究など。岩手県立高校教諭、神戸市外国語大学准教授、大東文化大学特任准教授を経て。インプロ(即興劇)にインスパイアされ、ワークショップなどを開催。

 研修会やネタ本で紹介されるアクティビティに満足できなくなり、自分で開発研究を始めてから約10年。「即興・協働・創造」をキーワードに、即興劇(インプロ)の原理や手法を応用し、英語授業を全人的発達空間へと変える方法を探究している。

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